お知らせ

活動報告
社交ダンス✖️学校プロジェクト2024

当法人で協力している学校プロジェクト。今回は現地で活躍してくださっているダンサーの熊井郁美さんよりレポートを頂きました!

学校へ笑顔とダンスを届ける熊井さん

12月4日都内中学校の特別支援学級に社交ダンスの特別授業に学校チーム6名で行って参りました。

こちらの学校は5年連続で年末の特別授業をさせて頂いています。生徒のみんなも年間行事として期待を持って参加してくれているのが伝わってきました。特別支援学級ということもあり見通しを持った授業になるよう、事前にステップを動画で取り、学校の先生と協力し事前学習をしてもらいました。

特別支援学級の子供たちにとって、慣れないことや新しい事は取り組みに抵抗がある場合があります。単発の授業は一回勝負なのでそういった抵抗感なく、全員に楽しんでもらえるよう、学校の先生方と協力し組み立てました。

オープニングダンスと自己紹介を紹介をした後、マンボとサンバにチャレンジしました。

オープニングダンス

マンボは毎年取り組んでもらっているので、2、3年生はもう慣れた様子!練習ステップから元気良く取り組んでいました。

マンボの様子

サンバは初挑戦の種目になりましたが、マンボで手を繋げなかった分、今度は手をつないで踊るんだ!と言うワクワクした様子。難しいステップも楽しくペアで踊りました。

サンバにも挑戦!

今回は講師の人数も多かったので小グループに分け、グループごとの練習や発表も行うことができました。一斉指導で学ぶだけでなく講師とのコミュニケーションをとることで質問もしやすく活発な授業となりました。

グループごとの練習

音楽に乗る、楽しくステップを踏む、相手の手は優しく握る、などステップは間違えてしまってもお互いが気持ちよく楽しく踊れれば良い!と言う雰囲気が大切だと思います。生徒の皆もペアが変えながら沢山踊り、手を繋いで踊ることの醍醐味をたくさんの感じでくれたようでした。

最後は梅田組でサンバのデモンストレーションを披露しました。自分たちが踊った種目はこんな風になるのかー!と、とても盛り上げながら見てくれました。
生徒だけでなく先生方も歓声や大きな拍手で盛り上げてくれ、体育館が一体となって盛り上がる。私たちにとっても、楽しい時間となりました。

梅田慎太郎&熊井郁美ペア

授業の最後に記念撮影をしましたが、我先にと隣に座りたい!一緒に写真を撮りたい!とみんな駆け寄ってきてくれます。「来年も来てください!」「握手してください!」など素直に喜びを伝えてくれ、楽しんでくれるのもこの学級の本当に素敵なところです。

また、今年は授業後の給食もご一緒し、各班の中に講師も混ざり授業後も楽しい交流ができました。

私たちの活動は、学校の先生と協力しあって初めて意味のあるものになります。学校では何を求められているのか、学校のために私たち社交ダンサーができる事は何か、そういったことを真剣に考える事が、教育の場では大切だと思います。子ども達の人生に何か良い選択肢や学びが届けられたらと心から思います。

講師皆で!

来年もまた皆さんに会えるのを楽しみに、私たち講師陣もさらに良い授業ができるように頑張っていきたいと思います。